6月19日〜美と醜〜
- 「戯言」
私の自宅の近くに水のきれいな池がある。
水面に周囲の樹々の姿を映し、まことに風情がある。
ところがこの池がひところ雨が降らなくて、底の大半を露出してしまうまでになった。
映すべき何物もなく醜い底を露呈するばかりである。
美の反面には醜がある。
お互い人間も、これと同じことではなかろうか。
美と醜とが相表裏しているところに、人間の真実がある。
とすれば、美の面のみにとらわれて、その反面の醜を責めるに急なのは、人間の真実というものを知らないものである。
温かい寛容の心を持って接し合うことが、お互いに明るく暮らすための、1番大事なことではなかろうか。
松下幸之助〜一日一話より〜
参考なります。。。
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