研ぎ屋さんと美容師の関係性?
- 「戯言」
ふと、この季節になると鋏の消耗感が酷くメンテナンスを毎日しますが、間に合いません。
(鋏の開閉が安定的になってない証拠ですね…苦笑)
よくお客様から聞かれることがあるのですが、鋏は自分でとぐの??と、、、
いやいや、僕はとぐなんて恐ろしくできません。
ちょっとした返り刃を整えるくらいです汗
え?そうなんですか?
はい、、、贔屓にしている鋏メーカーの方とよくお話しをする機会があり、お話しをきくのですが、例えば、
刃角度はこうで、、、裏スキはこうで、、この人(美容師さん)の調子はこうで、
この鋼材は叩けないなど、、、あげたらきりがありません。
そのメーカーのひとも今でも美容師をやっているかたでわかりやすくしてくれているのですが、薄っぺらい知識では、魂込めて髪を切る道具が一発でお釈迦です……
なので、全てそのかたにとぎはお願いしています。
そんな中、12月のバタバタしている時に狙ったかのようにお店にこられる人がいるんです。
研ぎ屋さん…
研ぎ屋ときくと鋏の事を熟知し、研いでくれると思います。
それはそれで良心的にやられていると思います。
が、うちみたいなマンツー体制でやっているお店だと対応に非常に困ります。
まず、店に入ってくるなりにどかっと待ち合いの椅子に腰掛けて、「鋏の研ぎはどおですかぁ??」
と急に言われても困ります。(どんな飛び込み営業だよ!!)
お客様も困惑するし、態度からしてあからさまにおかしいだろ。
僕も性格が優しいのでほぼ新品に近い鋏の状態をみてもらうかと渡すと、、、
「これはだいぶ刃がこぼれていますね〜〜といだほうがお客様の髪のためにいいですよ^ ^ニコッ」
(あーー全く未使用に近い鋏をとぐのかこのおっさんはw)
と片腹痛くなります。
この方には丁重?にお帰り頂きましたが、
俗にいう研ぎ屋さんはまず、ヘアカットをわかっていないし、刃物をただ削るのを得意としてるかたも多い。。。
(あっ中にはしっかりされたかたもいる事前提)
その前におかしくない??
僕自身もマナーに関して稚拙な部分もありますが、
あくまで訪問する。
ということは、まず店の状況やアポをいれるなどの配慮もしていただきたい。
車を横付けで車の中で研ぐの?みたいに横付けもおかしいだろ。
(面識あるならわかるが。)
なぜだか、上から目線も不快だ。
シンプルなマナーをもってくるなら来ていただきたい。
こういった、惰性で現場の人も安易に研ぐかたはいないと思うが、
このような対応は色々な意味で改善されていってほしいと願いたいと思います。
現場の美容師様!声あげて意見していこうぜ!!
と、師走に感じた感想でした。
やれやれ…と
さて、魂込めて切らせていただきます٩( ᐛ )و