ハナ ヘナというフィルターを通してみえてくるもの
朝、モーニングを食べていて耳にはいってきたマダムの会話がきになったので感想を書いてみる。
今現在ネットで調べれば表面の情報は誰にでも手に入る。
いわば、素人という人口は皆無に等しい。
うちの店でも様々なやりとりをしている。
美容師的な視点で書いてみよう。
髪本来を理解できるのだろうか?
うちの店でもたまにこんなことを言われることがある。
このシャンプーは、体にも頭皮にもやさしいのですか?
無添加なんですか??
・・・
極論、
シャンプーなんて、どれもやさしいだとか、頭皮にいいなんてものは
ひとつもない。
指定成分がふくまれなければ、全て無添加にもなる。
(´-`).。oO(あまりここは掘り下げないでおこう…
泡が立ち、界面活性剤が入っていればどれも頭皮にはよくない。
食器用洗剤にフライパンをひたしとけば、大抵の汚れは浮き出る。
髪や頭皮に置き換えてみれば、
たとえお湯だけでも長く流しすぎると、皮脂を取ってしまう。
髪のことをホントに理解してるプロは、わずかにいるだろう。
(´-`).。oO(自分自信もまだまだ発展中だ。
しかし、頭皮や肌、常在菌のことまで理解し、本当の意味でアドバイスできる
プロは中々いない。
すべての判断材料は髪がまとまる、サラサラにする、頭皮を優しく洗う、カラー用?パーマ用?上質な成分?
ということをベースに考えてるだけでそのときだけ。
いわば、売れればオッケーな……(´-`).。oO(最近は前よりはオチついたか…?
洗うという事は全て同じ
シャンプーは、髪についた汚れやパーマやカラーの残留を取るものであって
頭皮に使うものではない。
シャンプーの正しいやり方が根底から間違っているのだ。
2度洗いがいいなんて都市伝説級の過去のやり方だろう。
その多くがCMの影響や偏った編集による影響。。
インドの草を知ることで、店では土台となる考えを身につけてもらっている。
道端の葉っぱも防水機能。
根から養分を吸い上げる。。
皮脂も常在菌が住む環境であり、最大の防御。
必要な皮脂を根こそぎ取り
自ら外的を招き入れる無防備さをつくる。
そして、あれが効く、これが効くと一喜一憂し
体はすぐれない……
多くの情報に流され 何かを使わなければ気がすまない。
人気芸能人が使ってる。
人気ブロガーがお勧めしている・・・
1年後、、、いや今は3ヵ月後くらい
もうそのときの商品は忘れて、新作に目がうつる。
人間の心理を誘導するように作り込まれているから仕方がないのか…
プラスしたものをやめてみる
という選択肢は、なくなるであろう。
と、朝のマダムの方々の話の内容からふと感じた休日の朝でした。