6月15日「批判はあとでよい」
賢い人は、ともすれば批判が先に立って、目前の仕事に没入しきれないことが多い。
そのためせっかく優れた頭脳と知恵を持ちながら、批判ばかりして、結局は簡単な仕事も満足にできないことがある。
逆に、人がみればつまらないと思われるような仕事にも、「バカな一つ覚え」と言われるぐらいに全身全霊を打ち込む人がいる。
この姿は全く尊く、見ていても頭が下がる。
仕事に成功するかしないかは第二のこと、要は仕事に没入することである。
批判はあとでよい、とにかく一心不乱になることだ。
こうした努力は必ず実を結ぶと思う。そこからものが生まれずして、いったいどこから生まれよう。
〜松下幸之助 一日一話より〜
さて、本日も宜しくお願い致しますm(__)m