白髪染めヘアカラーと化学物質過敏症「香害」から更年期障害に・・意外と身近な存在
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こんにちは!
西川口でACE-LABを営んでいるオグネー事、小倉です。
このブログを見ている方は、ヘナについて知りたい方がたくさん
増えてくるようになり、大変うれしく思います(^^♪
ヘナをやってみたい方は、いろいろなタイプの方がいて・・・
「なんだか最近ヘアカラーで頭皮がしみるのよね~」
「白髪染めの頻度が3,4週に一回で先々頭皮が心配・・」
「髪のボリュームがなんだか最近・・・」
など沢山の方々のお話を聞かせていただきました。
それと同時に、
そのような方で、特に最近アレルギーなどで今までなんてこともなかったのに
なぜか予想外な症状が発症したりなど、
敏感になられているかたが数多くいるという事がわかりました。
なので、
以前にも書いている記事ですが、浸透するまで何度でも書きます笑
化学物質過敏症・・最近ではよく耳にする言葉ですが、
実は年齢や性別に関係なく今現在の世の中、
誰でも起こりうる予備軍なのです・・・
化学物質過敏症とは・・・
僕の職業柄、身近なものでいったらシャンプーやトリートメントなどの
ヘアケア製品。
これらの成分は、植物から抽出したものや動物から抽出した成分などが
よく使われています。
しかし、あくまで薬品なのでそのままでは【匂い】などが・・・(原料ってところですね)
肌に使用するものなので、このままだと商品として売れないので、
ここで登場するのが、[香料]というものを大半の商品は配合します。
この【香料】ももちろん薬品ですので、化学物質に位置付けされます。
要は、この物質を毎日毎日吸い込んだり、肌や食べ物から摂取するわけですから、
身体にだんだん蓄積するわけですね( ゚Д゚)
【香料】にスポットをあてていますが、最近では【香害】といわれはじめました。
香害には、ヘアケア製品のほかにも、柔軟剤、たばこなどなど、
人工的に作られた物質の許容範囲を超えると、発症。。
症状などはひとそれぞれ多種多様で一概にもいえないという現状のようです。
【アレルギー】というのも、いささかあいまいな表現の一種だともいわれています。
匂いでかぎわける嗅覚という器官・機能
ご存知のとおり、人間の機能には、感覚というものがあり、
視覚・嗅覚・味覚・触覚・聴覚があって、
危険等を未然に察知する機能がありますね(^^)/
身体に必要なものを判断する能力ですので、
【良い香り♪】ばかりにまどわされていると、
本来の感覚も劣化していき、必要ではない化学物質も香料というみせかけに
惑わされて、体に蓄積していきます。
元々もっている機能が、[便利]と引き換えに自己管理しなければ、
許容量を超えたときに、[不便]な思いを繰り返すようになります。
僕自身も、アトピーで、1週間のうちに
生活リズムが崩れると、すぐ症状がでるのもそんなことから
きているのでしょう・・・
白髪染めは超強力な化学の結晶!!
ヘアカラーも当たり前のようにするようになり、
手軽に手に入るようになって、数10年ほど・・・
それまでは薬剤の危険性より、髪の色が変化させることに意識し、
なぜだか、[おしゃれは我慢]とい言葉もできましたね( ゚Д゚)
僕が、10代のころにお手伝いさせていただいたサロンでは、
販売メーカーが売るために、【たっぷり塗ってください】
というのがあたりまえで、
白髪染め、ヘアカラーの頭皮のヒリヒリは
我慢、我慢があたりまえのような光景。
今となって、知識もつき
白髪染めの構成は、地毛の色を一度脱色するわけで、
例えば衣類を漂白する【ハイター!?】と
一緒なんですね・・・
その薬品を頭皮にべたーーーんと塗るわけで、、、、
ヒリヒリするのは当然の現象だったのだから・・・
僕自身も肌が弱いから、美容室で染めていた時は
頭皮になるべくつけないように塗ってくださいとお願いするほど。。。
当時学生だったので、夏と言ったら金髪にしなきゃと、
若気の至りでたっぷり塗ってもらって、
ど金髪にしたら、翌日の頭の状態が・・・・
たぶん、自身の許容範囲を秒速で超えてしまったのでしょう。。。
頭皮に化学薬品をつけることでいつ発症するかわからない現代社会
先ほども書いたように、ヘアカラー剤をたっぷりと塗る。
という教えてもらうのが普通で、
今現在も、便利になったという事でその先の
デメリットに関しては全く考えていませんでした・・・
例えば、洗濯洗剤も河川汚染の原因一つで、
そこから海や川の生物に対して悪影響、
さらにそれらを捕食する、生物にも悪影響であり、
最終的に、自分らに返ってくるということ。
自分がいり美容業界でのヘアカラーの歴史も
浅いといえば浅く、
今後ヘアカラーが原因で化学物質過敏症になるかたも
ますます増えるのでは?と思います。
いつ発症するかも僕ら美容師でもわからなく、
今現在で、なにか違和感があるかたは
注意してみましょう。
煙害・柔軟剤問題
たばこの香りが好きな人は、今現在はごくごく一部でしょうが、
このたばこの香りは非常に悩ましい問題。
例えば、マンションやアパートのベランダで一服をする、
【蛍族】の方々の近隣トラブルも絶えない現実。
外で吸うという事は、他の家に煙が入り、
もしかしたら、それが原因で症状が・・・
ってこともありえるでしょう。
更に、電車などで感じることがある、
衣服の香料はかなり気にされてる方も
多く、ひどい場合は具合が悪くなることも・・・
密閉空間で人工香料が充満するのですから、
近くに化学物質過敏症のかたがいたら
めまいや、頭痛、、はたまた嘔吐感・・・
仕事に行く前に、具合が悪くなる事態に( ゚Д゚)
多少の香りならまだいいですが、
きついのはちょっと・・・
というかたも該当するかもしれません。
知らない間に、日常生活でこんだけの
影響があるのかもしれないという事も
頭の片隅に入れておいてもいいという事です。
更年期障害は化学物質過敏症が原因!?
年齢を重ねると、ホルモンバランスの低下が
当たり前で、更年期障害に・・
最近の研究では、【香害】が原因での化学物質過敏症が要因しているのでは?
ということもわかってきました。
化学物質は許容量をこえると危険なものに様変わりです。
女性ホルモンのバランスもこわしてしまう香害。
若いから平気とか、男だから気にしなくてもいいとかは
全く関係なく、今現代、誰もが予備軍ということです。
便利なのか不便なのか・・・
最後になりますが・・
今回、香害に焦点をしぼっていますが、
【良い香り♪】だらけの現代の生活ですが、
そもそもは化学薬品。
危険と安全は表裏一体!
しかし、便利さを追求した要素があるから、
商品が作られます。。
法律にのっとった【合法】であって、
生活に必要なものはすべてが【化学物質】であり
【良い香り♪】でごまかしたものという事
を忘れないで使用することが、薬機法で記載されている、
用法用量を守って正しくお使いくださいの、
【自己責任】となります。
長くなりましたが、
悪いという事ではなく、今一度
自然な香りってものをよく考える必要があるのではないでしょうか?