川口市近郊でも増えているオーガニックヘアカラーというカラクリ
- 「コラム , ハナヘナに関してはこちら」
こんにちは!川口市のハナヘナ師のオグネー事、小倉です(^^)/
ここ最近プライベートネタが多いので、感じている事を書いていきます。
ハナヘナの問い合わせも以前に増して増えてきたのですが、
ふとお話をうかがっていると決まって、オーガニックカラーをやっていた、
ハーブカラーをやっていた、、など沢山ききます。
このオーガニック。
というネーミング、一見、肌に優しそで健康的な名前ですが実際はどうなのでしょうか?
昔からきていただいている方には、お話したこともあるのですが、
ここ最近でハナヘナに切り替えたかたもいるので、
改めて書いていきます。
オーガニック成分の矛盾
今に始まったことではないのですが、オーガニックシャンプーをはじめ、オーガニックカラー、オーガニックコットン、オーガニック○○という商品はたくさんあります。
美容業界にスポットをあててかんがえると、髪を思い思いに染める事ができるカラー剤は、
たった数%のケミカル色素があれば作ることができます。
よく聞く”当店のヘアカラー剤は87%がオーガニック素材でできていて・・・”
などのフレーズだらけです。いろんな髪や肌に優しそうなアイテムもありますが、
実際、ほんの少しでも化学薬品が入っていれば、オーガニックやハーブなんて、
なんの意味もありません。
きっぱり言わせていただくと、薬品で製作したただの、聞こえのいいアイテムってだけです。
これは、美容業界に非常に多い売り込みの一つです。(メーカーからも美容室側に売り込まれます笑)
ですが、いくら95%オーガニック素材で作られていても、
髪を染めるのは、ケミカル(化学)色素。
オーガニック素材を87%以上配合すると、ケミカル原料が安定しなくコントロールができないのでしょう。
そもそも髪に好みの色にできる色素は存在しない
髪のようにタンパク質に好みの色がつけられる、自然色素はありません。
色自体は一時的につける素材は自然色素でもありますが、1,2度のシャンプーでだいたい色落ちします。
天然ヘナの特徴でもある、”人が草にあわせる”。
自然の色でもオレンジやブルーなら長持ちさせることができます。
この自然のもので色が付けられ保護ができるのは、
ヘナとインディゴだけ。
話を戻して、いかにも頭皮や髪によさそうなネーミングをつけられて、
オーガニックカラーでも、オーガニックで色がついているわけでもなく、
保護しているわけでもなく、染めているのは【人口色素】。
地肌に良いというのは幻想で当然良いわけありません。
最後に・・・
オーガニックが悪いというわけでなく、
オーガニックは肌に優しい、髪にやさしく安全。などという宣伝文句で
商品を選ぶのはやめたほうがいいでしょう。
実際に来られる方でも、オーガニックなんちゃらで髪に処置してるのに、
ボロボロになられている方も最近特に多いです。
特にヘナをやられる方は、肌が敏感な方が多く、
アレルギーやアトピーをお持ちの方は間違わないように心から思います。